見学してみた②2021年3月に完成予定のマンション
次に私たちが見学してきたのは
2021年3月に完成予定のマンションです。
大手不動産会社が建設したマンション。
マンション事情に疎い私からすると
マンションの名前を聞いてもピンとこないのですが
口コミ情報等を検索するとかなりブランド力のあるマンションのよう。
まだ建っていないものをどうやって紹介するんだろう?という疑問がありました。
そこで今回は見学の流れをご紹介します。
①モデルルームに到着
建設中のマンションの横にプレハブ…というには
豪華でおしゃれなモデルルームがありました。
駐車場に車を止めて、中に入ると
受付のお姉さんがいました。
胡蝶蘭が何鉢も飾られています。
そして空気はなんだかいい匂い。
高級感が半端ない。
受付のお姉さんに全員おでこで体温を測られます。
②ブースに案内される
担当営業の方にお話を聞くブースに通されます。
そこで紙のアンケートと、タブレットのアンケートに回答します。
そして飲み物のメニューをいただき、
全員分好きな飲みものを選べます。
子供たちはジュース、親はカフェラテを選びました。
③担当営業の方登場
アンケート内容から、
ご自身と我々の共通点を見つけ出し、
「私も以前福岡(主人の地元)に勤務していたことがありまして…」
といったトークで親近感を沸かせるところからスタート。
そして、マンションを買うということは「資産」を買うこと、
「資産価値」「リセールバリュー」を考えてマンションは選ぶべきだということ
レクチャーされます。
今回の物件は、駅近だし、人口が急増している地域だから、
将来にわたって人気があることが予測され、
全面平面駐車場あり、というのも希少性が高いので、
資産価値としては抜群、ということらしい。
最近のマンションは機械式駐車場が多いので、
全部が平面駐車場というのは珍しいようです。
「…お値段の話は、最後にさせていただきます。」と営業さん。
あら、そこが一番聞きたいのに。
④イメージムービー鑑賞
「次に、ムービーをご覧いただきます」
とシアタールームに案内される。
ム…ムービー?なんだろう?
子供たちは映画館みたいな場所に大興奮!
そこで流されるのは、
マンションを買ったらこんな素敵な生活が待ってますよ~
素敵なマンションですよ~
というイメージの映像。
正直、これを見せられる意味がわかりませんでした。
主人は
「わーすてき、こんな上流階級みたいなくらししたい~、というあこがれを
もたせて購買欲を高めるためじゃない?」
と分析していました。
⑤模型を見る
シアタールームからつながっている次に部屋にマンションの全景の模型が
ありました。
なんとこの模型を作るのに数百万円かかるとか。
子供たちはふたたび大興奮。
照明も朝焼け、夕焼けに切り替わり、
日当たり具合や周囲の建物との高さの比較から眺望のイメージを確認します。
この物件は周囲が低層住宅地だから
日当たりは良好、今後も高い建物が建つ心配はないとか。
主人の実家は途中で目の前に高層マンションが建ち、日当たりが悪くなったことが
あるとか…。
周囲の建築条件とかも重要なんですね。
⑥いよいよモデルルームへ
新型コロナの影響で手袋を着用して入室します。
モデルルームは一つ。
え?なんで?イメージつかめないじゃん、というのが素人の私の感想。
ひとまず見学してみる。
台所とか、トイレとか、リビングとか一通り見学。
「ここは壁が取り外してあります」
「ここはオプションで棚がつけてあります」
「ここの壁はオプションで変更してあります」
とか、オプションで素敵に部屋づくりされていた。
…ノーマルな状態を見せてほしい、と思いました。
まぁ、そこは「素敵~こんな暮らししたい~」と思わせたい売り手の気持ちが込められているのかもしれないけど。
⑦いよいよ最終ラウンド、お値段発表。
待っていました、お値段発表。
と、その前に話があったのが
「もうすでにこれだけの部屋について購入の申し出をいただいています」
という表。
えーもうこんなに?!と思うくらい、
半分くらいに印がついていた。
そしてその上でお値段発表。
4LDKのお部屋で約5900万円
予想よりお高かった…相手もブランド力を逆手に強気のお値段なんでしょうね。
ローンのシュミレーションを組んでくれて、
「○○様の年収で計算すると、まぁ現実的な範囲ではないでしょうか」
とおっしゃる。
…いやいや、そんなに払うつもりないわ。
以上が2021年3月に完成予定のマンションの見学の流れでした。